なぜFXではトレンドが重要なのか?

トレードの手法としては主に順張りと逆張りの二つがあります。順張りとは、トレンドので出る方向にポジションをとることです。高いところで買って、さらに高いところで売る。安いところで売ってさらに安いところで買い戻すというトレード手法です。順張りのことをトレンドフォローともいいます。

 

逆張りトレードとは、トレンドとは逆方向にポジションを張る手法のことで、安いところで買って戻って来たところで売る。高いところで売って、反落して来たところで買い戻すという手法です。個人投資家はどちらかというと、順張りより逆張りの方を好むといわれています。

 

さて、順張りと逆張りどちらが有利でしょうか?

 

この質問にもちろん決まった答えがあるわけではありません。時期にもよるだろうし、取引時間帯にもよるでしょう。

 

ただ、実は取引している市場にはそれぞれ特性があり、順張り逆張りのどちらが有利かある程度のことを言うことができます。

 

多くの個人投資家にとって馴染みが深いのが、株とfxでしょう。実はこの2つの市場には異なる大きな特徴があります。

 

株式市場において、その株に対して基準となる理論株価が存在します。もちろん株価は短期的には需給のバランスで理論株価から大きく外れることもありますが、中長期的には企業業績に比例した理論株価に収束します。会社にはきちっと測れる価値があるはずなので、それを発行済の株数で割ったものが株価になるはずです。

 

それに比べてFXつまり為替レートには、理論株価のような絶対的な基準がありません。確かに購買力平価などで為替レートが決まるなどの話もありますが、スイスやオーストラリアと日本の物価を考えるとその説も現実には当てはまりにくい傾向にあります。スイスだとコーラのペップボトルが300円くらい売っていますが、為替レートの変動でそれが修正されていく感じもありません。

 

FXには絶対的な基準がないので、一旦トレンド(モーメンタム)が出るとなかなか止まりにくい傾向にあります。これがFXでは、逆張りよりも順張りの方が有利であると言われる理由です。

 

FXに比べて、株の方は理論株価から大きくズレてくると、それを修正するように平均回帰的に動きをすることが多いです。株の場合は企業のファンダメンタルを調べて投資をしてくる人がいるので、理論株価から株価がズレてくるとその人たちが参入して行き過ぎた株価が修正されてしまいます。

 

FX(為替レート)には絶対的な基準がないのでトレンドが出やすいということを頭に入れておくと良いかと思います。

 

 

 

 

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