スーパーツール(5990)の決算短信を見てみた。

スーパーツール(5990)の決算短信(平成27年3月期)(27年4月23日発行)をみてみました。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしています。)

 

1、会社概要 作業用工具の大手です。産業用太陽発電にも参入しています。設立は1942年と歴史がある会社です。作業用工具ということで、比較的景気循環の影響を受けやすいと考えられます。

 

2、貸借対照表 貸借対照表は、バランスが取れています。負債全体41億円に対して、流動資産57億円あり、資金繰りなど問題ないです。また、流動資産にくらべて、固定資産58億円も膨らみすぎず問題なしです。

2-1 (自己資本比率の推移)ここ5年ほど、自己資本比率は50%台から60%台あたりに、少しづつ上昇しています。自己資本比率は、問題なしです。

 

 

3、損益計算書  前年にくらべて、少々、減収減益です。ただ、それほど落ち込んでいるわけではないので、まあ、ほぼ横ばいの状態と考えてよさそうです。

3-1 (総資産経常利益率、経常利益率) 総資産経常利益率は6.6%、売上高営業利益率は9.3%です。まあまあといったところでしょうか。

3-2 (経常利益の推移)ここ10年ほど、経常利益はほぼ横ばいです。ただ、アベノミクス前にすこし落ち込んでいます。

3-3 (売上債権回転期間、棚卸資産回転期間)売上債権回転期間は、1.6ヶ月、棚卸資産回転は3.5ヶ月です。両方ともに、問題ないでしょう。

 

4、キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書をみると、営業キャッシュフローを、投資と財務(借金返済)に回しており、資金繰りも問題なさそうです。ただ、2013年度に、営業キャッシュフローがマイナスになっています。これは、売上債権が増えたためで、その後減少しているので、問題ないでしょう。

 

5、セグメント 金属製品セグメントと、環境関連セグメントの2つのセグメントがあります。
2つのセグメントで、売上はそれほど違いないですですが、営業利益率が全然違います。

金属製品のほうの営業利益率は20パーセントと非常に高いですが、環境関連セグメントの営業利益率は、3パーセントととても低いです。

この会社のメインは、やはり作業用工具等の金属製品ですね。環境セグメントは、太陽光発電関連のようですが、あまり儲かりませんね。

 

6、理論株価 一株当たりの当期純利益(予想)51.93円の20倍程度と考えて、利益価値は1038円。

また、(一株当たり純資産)*(流動資産ー負債合計)÷ (純資産)を計算して、資産価値は150円と見積もれます。

この2つを足して、理論株価は1188円くらいと見積もれます。現在(5/28)466円なので、割安水準と考えられます。

 

7、総論 この会社の配当は、4パーセント程度で高いところが魅力ですね。また、理論株価に比べて、十分割安と考えられます。基本的には、良い株だと思いますが、景気循環株なので、この時期に投資するのは、躊躇してしまいます。景気のボトムで投資したほうが良いかもしれません。

 

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