バフェット流投資の名言と究極の銘柄選択術、11個を一気に紹介

億万長者であるウォーレン・エドワード・バフェット(Warren Edward Buffett)は、アメリカの著名投資家であり、彼のバリュー投資戦略はよく知られています。数十年にわたり、一貫してバリュー投資をし続けたバフェットは6兆円もの資産を築き上げました。バフェットは次にくる流行を追うような投資方法をとることは一切しませんでした。今でいうと、人工知能関連やバイオ銘柄に投資することは彼の投資スタイルではないのです。

 

米国の億万長者の投資家であるウォーレン・バフェットがどのように投資する銘柄を選んでいるかご存知でしょうか。今回はその極意について、紹介したいと思います。

 

バフェットの投資戦略には11個の大きな柱があります。それらを紹介しましょう。

 

1、市場で買うタイミングをはかるな

 

まずバフェットの第一の戦略は「市場で買うタイミングをはかるな」です。つまり、ベストなタイミングで投資をしようとするなということです。株式市場は、たくさんの上昇と下落を繰り返しています。もし投資家がタイミングを図ろうとすると、たくさんの困難に見舞われるでしょう。投資家は、長期にわたって市場で投資をし続けなければいけないのです。

 

例えば、2016年には、たくさんの市場を揺るがすイベントがあり、世界経済を減速させました。例えば、イギリスのユーロ圏脱退、米国大統領選挙、中国の経済不安などなど。しかし、2016年の後半には、米国のほとんどの株価指数は驚くべきパフォーマンスを上げて史上最高値を更新しています。

 

いつが、投資にベストなタイミングかなどは誰もわからないのです。なので、長期にわたって、少しづつ淡々と投資し続けるのがバフェット流です。

 

2、下がっているところを買うのを恐れるな

バフェットの第2の投資戦略は、「下がっているところを買うのを恐れるな」です。投資家は、下落相場の中で投資機会を見つけるべきで、長期にわたってポジションを保有し続けるのです。みんなが慌てて売っているところをじっくり買っていき、長期で保有し続けるのがバフェット流です。これは、日本で有名な長期投資ファンドのさわかみファンドとも共通した理念ですね。

 

3、投資は複雑ではなくシンプルに考えろ

バフェットの第3の投資戦略は「簡単(シンプル)に考えろ」です。これは、ビジネスの内容がシンプルでわかりやすいものに投資せよとのことです。実際バフェットは、ハイテク産業ではなく、コカコーラなどシンプルなビジネスをやっている会社を好みます。色々な事業に手を出している商社などはビジネスモデルやその利益源がわかりにくく将来予測が難しいのでバフェットはこのような銘柄には手を出しません。

 

このことを言い換ええると、どんなに有望そうで推奨銘柄であっても自分のよく知らない会社や銘柄の場合は買わないということです。逆にいうと、自分の働いている業界に近く、その会社がどのようなビジネスをよく知っている場合は、投資しても良いわけです。

 

4、投資は若い頃から始めよ

バフェットの第4の投資戦略は「投資は若い頃から始めよ」です。長期投資かなので若い時から始めれば始めるほど有利なわけですね。もし、もう若者でなければ、今すぐ投資を始めなさいということです。いつでも今日がこれからの人生の中で一番若いですので。

 

5、投資をするときは、その企業のファンダメンタルをみよ。

彼の投資スタイルは、まず移動平均線などのテクニカル指標には重点をおかずに、もっぱら株式の内在的な価値をよく見ることが主眼になっています。株式の内在的な価値を確認するために、彼は会社の公式の財務情報、とくに損益計算書を重視します。

 

6、ROEを重視せよ。

バフェットが重視するのはが、どれくらい一貫してその会社が利益を出し続けているのかです。とくに注目するのが、ROE(資本に対する純利益の割合)が長期にわたってプラスであり、波がなく利益を出し続けている企業です。より長く、ROEが良い年が続いている会社が良い投資先になります。

 

言い換えると、長期にわたって、会社のビジネスが継続して利益を上げ続けることを確信できることが重要です。また、ここで特に注目のポイントが「長期」に利益を上げ続けられるかどうかです。この観点だとIT業界やハイテク業界は移り変わりが激しく、バフェットの視点からすると投資には向かいません。

 

なので、彼が好きな銘柄は、どちらかというと景気循環株ではなくて、景気に左右されないディフェンシブ株になります。食品や衣服などの長期的に需要が予測できるでデフェンシブ業界がバフェットの好みです。バフェットの銘柄では、コカコーラがこの基準にぴったりあいますね。50年後、100年後でもコカコーラを飲んでいる姿が目に浮かびます。

 

7、負債に注意せよ。

バフェットが注意しているのは、会社の抱えている負債です。特に有利子負債が多い会社は、利息を払うために利益を削ることになるので、バフェットは好きではありません。この辺は、グロース投資かのソフトバンクの孫さんとは、考え方が異なりますね。

 

8、売上高利益率の高い企業を狙え

バフェットが投資先企業で注目するのが、売上高利益率です。これを数年にわたって調べます。売上高利益率が低いか会社は儲かりにくいので、投資先としては選択外です。

 

9、ブランド企業を狙え

バフェットのこだわりの注目ポイントが、その企業が独占的な商売をしているかどうかです。その会社の商品が簡単に他の会社に代替品に置き換わる可能性があることは大きなリスクであると考えます。例えば、最近の日本の家電はまさにそのリスクにさらされてるわけですね。家電がコモディティー化して、東芝やシャープは瀕死の状態です。一方、アップルやコカ・コーラのような独占的なブランド力をもつ企業は、他企業に代替されにくく投資先としては魅力的です。ブランド力があるおかげで、安値競争に巻き込まれず、利益率の高いビジネスができるわけです。

 

ブランド力だけでなく、会社の経営者が信用できることも重要です。何十年という努力で培ってきたブランドも、経営者のポカで一瞬でブランド価値が崩壊することも珍しくありません。そこで、ブランド力があって、そのブランド力を維持できる信用できる経営者がいることが重要です。

 

10、割安の時にかえ

最後にもっとも重要なのが、よいファンダメンタルをもつ企業を見つけたら、その内在的価値よりも割安な株価で買うということです。割高状態で良い会社をかってもなかなか儲かりません。そのためには、良い会社を見つけたら、すっと監視しつづけて、世界的な株価暴落などの一時的な株価下落を利用して、優良株に投資するということですね。内在的価値の高い会社の株を割安価格で買うというのがバフェット流です。

 

言い換えると、内在的な会社の価値に比べて十分割安の時に投資をすることがポイントになります。いわゆる会社のPERやPBRなどで評価した理論株価よりも割安で買わないと高値づかみになってしまいます。往往にしてバフェット銘柄洗濯の基準を満たすような優良銘柄は割高で推移していることが多いので、なかなか割安で買うのは難しいですね。なので、市場全体が暴落した時などをしっかり待って、投資していくことが重要です。

 

11、バフェットの究極の名言「20スロットルール」

米国の著名投資家のバフェット(Warren Buffett)には「20スロットルール」というのがあります。このルールに従うことで、信じられないほどの成功と富を得ることができます。

 

ウォーレン・バフェットの巨大な資産は、彼の信じられないほどの賢さから来ています。このバフェットが、あなたの人生と富を改善する単縦なルールがあると言っています。これに注目しないわけにはいきません。USCビジネススクールの講義で、バフェットの右腕であるCharlie Mungerは「バフェットは成功するのに「時間」を使っている」と言っています。そしてバフェット自身も次の様な言葉を残しています。

 

「投資で究極的に大成功を収めたければ、生涯で20スロット(20回)だけ投資をしなさい。その20回が生涯のあなたの投資履歴になる。」

 

このルールに従うと、60年間の投資生活を送るとして、3年に1回だけ投資をしてあとは放置ということになります。実際に、バフェットの投資はこんな感じですね。バフェットは続けて次の様なことも言っています。

 

「このルールに従うと、あなたは自分のすることに本当に注意を払う様になる。そして、あなたが考えていることに対してより深い洞察や調査を自然とすることになる。これがあなたをより良い結果に導くのである。」

 

我々はついつい、あらゆる機会を狙って投資やトレードをしたくなります。しかし本当の好機はほんの少ししかないのです。あちこちに飛びついて投資の回数を増やすのではなく、数年に一回訪れるチャンスをひたすら待ち、そこに大きなリソースを入れるのです。(バフェットはスロットという比喩を使っていますが、これはカジノ台のスロットから来ていると思われます。)

 

バフェットを見習い、成功した長期投資家になりたいものです。

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