ボラティリティクラスタリングって?

株や為替などの金融市場では、ボラティリティクラスタリング(Volatility Clustering)という現象が知られています。今回は、これについて解説してみたいと思います。

 

ボラティリティというとき、いくつかの定義の仕方があり、文脈によって若干定義が異なります。ただ、どの定義でも、大雑把にいいて、ボラティリティとは株や為替などの値動きの変動幅のことをさします。

 

今回、ボラティリティクラスタリング(Volatility Clustering)というときは、その日の株や為替の収益率の”絶対値”をさします。

 

収益率自身に対しては、ほとんど自己相関は観測されません。つまり、今日株価が上がったからと言って、次の日に株が上がりやすいとか下がりやすいということはわからないわけです。(まあ、これがわかったら苦労はないのですが(笑))

 

ただ、株や為替などの収益率の絶対値(ボラティリティ)には、いわゆる正の自己相関があることが知られています。

 

つまり、株や為替などの変動幅の大きい日は、翌日もやはり変動幅が大きいわけです。逆に変動幅の小さい日の次の日には変動幅が小さくなるということです。この辺は、トレードをしている人であれば、実感されていることかと思います。

 

なので、例えば、大暴落があると、しばらくは値動きの変動幅が大きくなるので、しばらくはストップ幅などをいつもより広げておく必要がありそうだなどという戦略を立てることができます。

 

株や為替で、値動きの大きな変動は、団子になってやってくるということを理解しておくと、トレードに役に立つかもしれません。

 

ボラティリティクラスタリングの簡単な解説でした。

 

 

 

 

 

 

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