ムニューチン米国財務長官のコメントでドル円さらに下落中

スティーブ・ムニューチン米国財務長官のコメントが、次回のFRBの利上げの可能性にネガティブに反応して、昨日のドル円はさらに下落しました。

 

USD / JPYは112円前後を推移しています。だいぶ弱い感じですね。

 

昨日の木曜日、ムニューチン米国財務長官はアメリカCNBCのテレビ番組で、トランプ大統領の税制改革が議会が休みに入る前の8月前に、議会で可決されることを望むとコメントしました。この税制改革は、中間所得層の減税と法人税の簡素化に重点を置いていて、この税制改革は短期間で実現するのが難しいと予想されています。

 

前回のFOMCの議事録で、FRBは金利を早めに引き上げる可能性があると表明されました。しかし同時に、議事録では金利の引き上げは、トランプ氏の経済政策にも影響を受けると示唆しています。

 

ムニューチン米国財務長官のコメントは、FRBの3月の利上げの緊急性を引き下げるものと市場参加者に解釈されて、ドル円は下落したと考えられます。

 

もし、トランプの税制改革が8月までに議会に通らなければ、連邦準備理事会(FRB)は利上げをさらに9月まで延期する可能性さえあるでしょう。

 

ムニューチン米国財務長官のコメントによって、次回の利上げの緊急性が小さくなり、短期的に米国債の金利が下がり、米ドルが弱くなっています。

 

テクニカル的には、112円に日足でのフィボナッチの38%リトレースメントがありますが、これをキープできるかに注目です。このレベルをキープして、113円の後半までの戻りがあれば、さらなるショートカバーが起きると予想されます。その場合は、ドル円は上昇トレンドに反転するでしょう。

 

一方、112円を下にブレイクすると、さらなる大幅下落があると予想されますので注意が必要です。

 

 

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