来週のドル円の相場展開予想〜FOMC議事録公開を受けて

先週は、米国FOMCの議事録公開がありました。議事録自体は利上げを示唆するものでしたが、ドル円はそれに反して下落していきました。典型的な「騙し」の動きでしたね。こういった騙しが出るときは、その行かないはずの方向(今回の場合は円高方向)にトレンドが出ることが多いです。

 

それなりに損失を出した人も結構いるのではないでしょうか。

 

さて、早速ドル円の週足チャートを見てみましょう。

USDJPY2017-02-26

 

週足では、ドル円は111円から116円のレンジにいることがわかります。112円は38%のフィボナッチリトレースメントレベルなので、ラインで見てもフィボナッチで見ても111円〜112円のレベルは強いサポートになっています。

 

この111円〜112円をサポートして、再度上昇トレンドになるのか、このレベルをブレイクして下落に向かうのか注目です。個人的には、このレベルをサポートして再度上昇すると予想していますが、もしこのレベルをブレイクすると下落幅は大きくなりそうです。

 

111円〜112円のサポートをブレイクした場合、次の目処になりそうなラインが105円あたりのレベルです。米国利上げが相当先まで先延ばしになると市場参加者が予想すると、ひょっとすると105円レベルまでいってしまうかもしれません。そうなった場合は、しばらく円安トレンドはないでしょう。

 

次にシカゴ先物市場のドル円のポジションを見てみましょう。

 

USDJPYposition2017-02-26

 

ドル円のポジションの整理はだいぶ進んできたようです。ドルロング5万枚のレベルで飽和してきました。なんとも中途半端な水準で、ポジションからは、ドル円がどちらに動くのかわかりにくいですね。

 

ドル円の取引戦略としては、111円あたりのドル円の動きを注視しながらトレードしたいと思います。111円でサポートされそうな場合はロングにしたいと思います。ただ、111円をしっかり割れてきたらショートで追随したいと思います。

 

次に日経平均の週足チャートをみてみましょう。

Nikkei225-2017-02-26

 

日経平均株価のEPS(一株あたりの利益)は1,202.22円です。これを14倍、16倍して日経平均の適正株価を求めると16,831円~19,235円になります。現在の株価が19,283円なので、適正株価の上限を少しはみ出していて、若干割高ですね。

 

ここ何週間か、日経平均は19000円台前半あたりの完全なレンジ相場になっています。次に上に抜けるか、反落するか、どちらかに大きなトレンドを出すためにエネルギーを溜めているように見えます。

 

基本的には、日経平均はドル円の動きに大きな影響を受けるでしょう。ドル円が120円台に向かえば、株価も20000円台を目指すことになると思います。

 

いずれ、米国は利上げに向かうと思われますので、どちらかというと日経平均も上方向に向かうと予想します。

 

来週の日経平均の取引戦略ですが、基本レンジ相場になりそうなので、トレードは難しそうです。様子見としたいと思います。

 

それでは来週も頑張りましょう。

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