来週のドル円・日経平均の相場展開予想(ドル円まだまだ上昇中)

先週もドル円も日本株も下値が底堅い状態ですね。

 

先週の主な材料は、トランプの次期政権の財務長官にムニューチン氏が指名されたことです。ムニューチン氏はゴールドマンサックス出身で、その経済政策に期待が寄せられています。大規模な所得税減税、法人税の減税、米国への還流資金への特別配慮などの政策が表明されています。どれも経済にはポジティブな材料で株高を支えています。

 

また、先週の金曜日にはアメリカの雇用統計もありました。非農業部門雇用者数は予想17万7千人ところ、実際は17万8千人でした。まあまあの内容ですね。この感じだと今月の利上げの可能性も高そうです。

 

今回は、定例のドル円、日経平均の分析の前に、アメリカのダウ平均の長期の月足を見てみましょう。

 

nydow2016-12-03

チャートを見てればよくわかる通り、ダウ平均は史上最高値を更新しています。すごい勢いですね。2000年頃のドットバブル崩壊、2008年のリーマンショックを乗り越えて、アメリカ株は力強いです。チャート的に見ると、10年おきに大幅下落があるので、そろそろ天井かなという気もしますが、どうでしょうか?

 

今度のアメリカの利上げが、米株の下落にきっかけになるかもしれません。12月14日(水)の深夜のアメリカFOMCには注目です。

 

次にドル円の週足を見てみましょう。

 

dollar-yen2016-12-03

 

105円のレジスタンスをブレイクした後に、急上昇が止まりません。週足で見ると次のターゲットは116円になります。当面この116円のレジスタンスを目指す展開になりそうです。

 

次に、ドル円のIMMの先物ポジションを見てみましょう。

 

dollar-yen-position2016-12-03

先週の火曜日の時点で、円ロングがわずか269枚に減っています。今まで溜まってきた円ロングのポジションがほとんど解消されて感じです。円ロングの巻き戻しによる円安は終わった感じです。ポジション的には現状ニュートラルなので、今後は積極的にドルロングのポジションを構築して行くかどうかですね。

 

今後のドル円の取引戦略ですが、引き続きロング目線で攻めたいと思います。今月にはFOMCの利上げが予想されていますので、そこまでは堅調な地合いが続きそうです。チャンスを見て、ドルロングにしたいと思います。

 

次に日経平均(先物)の週足チャートを見てみましょう。

nikkei2016-12-03

日経平均株価のEPS(一株あたりの利益)は1,166.21円です。これを14倍、16倍して日経平均の適正株価を求めると16,326円~18,659円になります。現在の株価が18,426円なので、適正株価の範囲内ですが、だいぶの割高感が出てきました。

 

そろそろ、一旦上値が重くなりそうです。ただ、円安がこのまま止まらなくなれば、輸出企業を中心に企業業績を上方修正してくると思われますので、もう少し上昇余地があるかもしれません。

 

日経平均の取引戦略としては、様子見としたいと思います。

 

それでは来週も頑張りましょう。

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