来週のドル円・日経平均の相場展開予想(2016・7・30)

先週は、日銀金融政策決定会合がありました。マイナス金利、量的緩和、ETFの買い入れの3次元の金融政策のうち、最初の2つは据え置きで、最後のETFの買い入れだけ年間3・3兆円から6兆円へ増額されました。噂のヘリコプターマネー(日銀の国債直接買い入れなど)は見送られ、従来の緩和策も小出しで終わりました。

 

これを受けてドル円は乱高下をした後に、円高に推移しています。「噂で買われて、事実で売る」と言った感じの展開になっています。

 

来週は、8月5日(金)にアメリカの雇用統計があります。来週はこの結果に注目です。

 

早速、ドル円の週足を見てみましょう。

ドル円週足

日銀金融政策決定会合の後の円高で、以前の100円から105円のレンジに戻ってしまいました。当面のサポートは100円で、しばらくはこの100円から105円のレンジ相場になると見ています。個人的には、100円と105円のどちらを抜けていくかといえば、そう遠くない将来に100円のサポートを割り込む可能性の方が大きいと予想しています。

 

次にIMMのドル円の通貨先物ポジションを見てみましょう。

 

IMM

棒グラフが上にある場合が円ロングポジションがたまっている状態で、棒グラフが下にある場合がドルロングポジションがたまっている状態です。先週の火曜日(7月26日)の時点で、円ロングが3万5千枚たまっています。前よりもだいぶ円ロングが減ってきました。

 

この円ロングの減り具合と、ドル円のチャートが105円を割り込んでいる状態の弱い相場を見ると、来週には100円のサポートを試しに来る展開がメインシナリオになりそうです。

 

ドル円の取引戦略としては、ショート目線で売りどころを探したいと思います。

 

次に日経平均の週足を見てみましょう。

 

日経平均週足

 

日経平均EPS(一株あたりの利益)は1,198.93円です。日経平均はEPSの14倍から16倍の間を推移することが多いので、そのレンジを計算すると16785円〜19182円です。現在は、このレンジの下限を少し割る水準で日経平均は推移しています。

 

企業業績的には、日経平均は割安水準です。ドル円はしばらく弱そうな展開が予想されますので、日経平均も1万6千円台を揉みあう展開になりそうです。

 

日経平均の来週の取引戦略ですが、様子見としたいと思います。

 

ところで、個別株のソフトバンクですが、英国のスマホ用などの半導体設計関連の会社のARM社の買収発表の後、だいぶ値下がりしていたところ金曜日の時点で少し株価が回復しました。スプリントの再建もそれなりに上手くいっているようです。ARM社はかなり良い企業のようですが、3兆円とだいぶ割高で買ったような感じです。投資判断は難しいですね。孫社長の眼力を信じるかどうかでしょうか。。。とりあえず、ソフトバンクには少し投資しています。

 

それでは来週も頑張りましょう。

 

 

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