来週のドル円・日経平均の相場展開予想(2016・9・4)

先週のドル円相場は、引き続き円安方向に振れて、若干悪いアメリカ雇用統計にも関わらずさらに円安になりました。

 

アメリカ雇用統計は、予想180千人のところ、結果は151千人でした。悪い雇用統計を受けて、一旦円高に振れましたが行って来いの展開になりそのまま円安方向に続伸していき、ドル円は先週末時点で104円付近になっています。

 

この後の主要なイベントは9月22日に発表されるFOMCの政策金利と9月21日の日銀政策決定会合です。ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演を受けて金利引き上げの期待感から円安ドル高になってきました。長期的には円高に向かうとみていますが、FOMCまでの短期的にはドルは堅調な動きとなりそうです。

 

早速、ドル円の週足チャートを見てみましょう。

ドル円9・3

相変わらず100円から105円の間のレンジを推移しています。今回の円安でだいぶ105円のレンジの上限に近づいてきました。チャート的には今回の円安は105円くらいまでが一杯一杯でないかと思われます。

 

この後に105円を抜けて円安に向かうには、何か大きな材料が必要ですが今のところ、そのような大きな材料は見当たりません。例えば、日銀政策決定会合で、ないとは思いますがヘリコプターマネー政策が出るとかあれば一気に105円を抜けて上昇していくでしょう。ただ、今のところそのような兆しはありませんので、今回の円安はそろそろいいところまで来たと思います。

 

次にIMMのドル円の通貨先物ポジションを見てみましょう。

 

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先週の火曜日の時点で円ロングが6万3千枚と溜まっています。少し不思議なのはここ2週間で円安になっているにも関わらず、円ロングが増えていることです。今回は投機筋以外も大きくドルを買っているようです。ポジション動向から見ると、もしポジションの巻き戻しが起きればもう少し円安方向に振れてもおかしくありません。ただ、先ほども言いましたが105円を抜けていくには、大きな材料が必要でしょう。

 

ドル円の取引戦略ですが、長期的な方向(円安)と短期的な方向(円高)が食い違っているので、しばらく様子見をしたいと思います。やるとしたいら、ドル円の急落場面などがあればドルショートにしてみたいと思います。

 

つぎに日経平均(先物)のチャートを見てみましょう。

Screen Shot 2016-09-04 at 12.03.30 AM

 

日経平均EPS(一株あたりの利益)は1,180.31円です。これを14倍、16倍して日経平均の適正レンジを出すと、16524円〜18884円になります。現在日経平均は16925円です。適正レンジの中に戻ってきました。日経平均は若干割安ですが、将来の企業業績の悪化を織り込んでいると考えるとそろそろこちらも一服感が出てきた感じです。

 

日経平均先物の取引戦略としては、そろそろ上も一杯一杯になってきている感じなので、上に跳ねるところがあればショートにしてみたいと思います。

 

それでは来週も頑張りましょう。

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