来週のドル円・日経平均の相場展開予想(2016/10/22)

先週は、ECBの金融政策の発表があり、ユーロドルが急落しました。まず、定例のドル円、日経平均の分析の前に、現在注目のユーロドルを見てみましょう。

 

ECB(ヨーロッパ中央銀行)は、定例会議で現在の政策金利、量的緩和の維持を決めました。市場の予想としては、テーパリング(量的緩和の縮小)などの出口戦略が出てくるのではないかと言われてましたが、その見方は否定されユーロは大きく売られています。

 

ユーロドルの週足を見てみましょう。

ユーロドル2016-10-22

ユーロドルは週足で見てみると、三角保ち合いを形成しています。上値が切り下がり、下値が切り上がってきており、少しづつエネルギーを貯めて、しばらくしたら上下のどちらかに大きなトレンドが出てきそうな感じです。

 

先週のECB金融政策の発表で、ユーロドルは大きく下げていますが、一旦は下のトレンドラインで反発しそうです。

 

ECB政策決定会合の後に大きく下げている時、ユーロドルの追随売りのトレードが美味しかったかもしれません。残念ながら、その時は相場に張り付いていられなかったのでエントリーはできませんでした。

 

さて、恒例のドル円の週足チャートを見てみましょう。

 

ドル円2016-10-22

週足で見てみると、ドル円は相変わらず100円から105円のレンジ相場です。大きな材料がないので、このレンジを抜けてトレンドが出てくるのは難しそうです。

 

次に、IMMの通貨先物市場のドル円のポジション動向を見てみましょう。

 

ドル円ポジション2016-10-22

ドル円のポジションを見てみると、円ロングが3万6千枚とだいぶポジションの偏りが小さくなってきました。

ポジション的には、円高方向に向かう余地は十分にあります。

 

来週はあまり大きなイベントは予定されていませんので、まだまだレンジ相場が続きそうです。相場にそれ程大きなインパクトは与えないと思いますが、来週末のアメリカのGDP速報値は見ておいた方が良いかもしれません。基本的には再来週の11月初めの米国雇用統計まで静観した方が良さそうです。

 

来週のドル円の取引戦略としては、先週から引き続き様子見としたいと思います。ただ、何かの材料が出て、105円を突破してグングン上がるなどの場合は、ドル円をロングにしたいとおもいます。

 

次に日経平均の週足チャートを見てみましょう。

日経平均週足2016-10-22

日経平均のEPS(一株あたりの利益)は、1,185.96円です。これを14倍、16倍して日経平均の適正レンジを求めると、16,603円から18,975円です。現在の日経平均が17,184円なので、適正レンジ内ですね。特に割安や割高感はありません。

 

株が持ち直してきた理由として、最近の原油価格の上昇があります。次のチャートは原油価格の週足チャートです。

 

原油2016-10-22

最近になって、だいぶ持ち直してきたことがわかります。原油価格の安定が株式相場に下支え要因になっていると思われます。

 

日経先物の取引戦略ですが、こちらも難しい相場になったきましたので、様子見としたいと思います。次の材料が出るまで我慢のしどころですね。ただ、上に大きく跳ね上がることがあれば、ショートにしても面白いかもしれません。

 

それでは来週も頑張りましょう。

 

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