エイジス(4659)の決算書をみて、今後の株価を予測してみた。

2015年5月8日発表のエイジスの決算短信をみてみました。エイジスは、棚卸代行で国内トップです。

まず、エイジスの基本的なファンダメンタルの指標を見てみたいと思います。

エイジスを3つの側面(2015年3月期)から見てみたいと思います。ここで3つの側面とは、BS(貸借対照表)、PL面(損益計算書)、時価総額です。この3つの側面を見るのは、総資産、売上高、時価総額の絶対値が大体同じオーダーになり、互いに比較すると会社の大雑把な全貌がわかるからです。

 

(1)BS(貸借対照表)

総資産 128億円、  自己資本90億円 (自己資本比率 69.8% ROA 14.4%、ROE 10.8%)

(2)PL(損益計算書)

売上高 218億円、 純利益 9億円 (海外8%、売上高営業利益率7.9%)

(3)時価総額 179億円 (PER 12(予)、PBR 1.64)

 

悪くない財務状況で、それなりに割安株であると思いますが、今後の成長はどうでしょうか?

ニッチな分野であると思いますが、独占力のある業態のような感じではないですね。

ただ、景気が悪くなってくると、棚卸の依頼は減ることが予想されますが、リーマンショックのころは不思議なことにちゃんと利益を残しています。想像よりは景気の影響を受けにくいのかもしれません。

割安のまま放っておかれるかもしれませんが、あまり暴落もしなさそうなので、少し持っていたも良いかもしれません。