中央自動車工業の今後の株価と業績はどうなる?(有価証券報告書をチェック!)

中央自動車工業(8117)は、自動車向けのコーティング剤などを販売しています。海外売上比率も44%あり、海外進出にも積極的です。社員数は200名あまりで、それほど大きな会社ではありませんが、東証2部に上場しており力強く成長しています。

 

それでは、中央自動車工業の売上高、経常利益、純利益、一株当たりの純利益などのここ5年間の推移を見てみましょう。(有価証券報告書から引用。)

中央自動車工業売上

売上高、経常利益、純利益も順調に伸びていますね。力強く成長していて良いビジネスをしています。

 

次に、自己資本比率、自己資本利益率(ROE)、株価収益率(PER)をみてみましょう。(表の並んでいる年の順番は上の表と同じです。)

中央自動車工業PER

自己資本比率が徐々にあがっており、内部留保がたまってきているのがわかります。また、PERをみてみると大体10倍程度で推移しており、成長企業のわりにPERが小さいですね。東証2部で小さな会社なので地味で見過ごされているのかもしれません。

 

キャッシュフロー計算書を見てみましょう。(表の並んでいる年の順番は上の表と同じです。)

中央自動車工業キャッシュフロー

営業キャッシュフローが年々伸びており、良い感じです。また、投資キャッシュフローも営業キャッシュフローの範囲内で推移しており、これも良いですね。現金及び現金同等物も順調に伸びており、問題ないでしょう。

 

次に地域別の売上高を見てみましょう。

 

中央自動車工業地域別

売上高は日本が最大ですが、アジアとその他地域を合わせると日本の売上とほぼ同じ水準になります。売上の半分は海外で稼いでいます。これからますます人口が減っていく日本市場だけでなく、海外でも積極的にビジネスをしていて好印象ですね。

 

平成30年度3月の本決算をみてみると、流動資産合計が144億円、負債が49億円、純資産が227億円です。換金可能な資産の比率を計算すると、(144-49)/227=41%です。BPSが1322円なので、一株当たりの換金可能な資産を荒く見積もると1322*0.41=542円になります。

 

大株主の名簿を見ると、自社(自己株口)が最大株主となっていて、9.3%もの株を持っています。自社株買いをしていて、この会社自身が自社の株が安いと思っていることを示していると思われます。

 

一株当たりの純利益が151円で、これを10倍すると1510円になります。これに一株当たりの換金可能な資産の542円を足すと2052円になります。現在(2019.3.14)の株価が1707円なので、中央自動車工業の株価は割安と考えられます。

 

*投資は自己責任でお願いします。

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