沢井製薬(4555)の投資判断をしてみた。

沢井製薬(4555)の決算短信(平成27年3月期)(27年5月14日発行)をみてみました。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしています。)

今回も、貸借対照表、損益計算書。バランスシート、セグメント情報の順に決算短信をみていきます。

 

1、会社概要  ジェネリック医薬品の会社です。設立は1948年と歴史があります。

 

2、貸借対照表 貸借対照表は、まあまあの内容です。負債530億円に対して、流動資産1040億円あり、問題なしです。

また、流動資産1040億円にくらべて、固定資産610億円となっています。固定資産も多過ぎなくてOKです。

 

2-1 (自己資本比率の推移)自己資本比率66%で、十分は高く良い印象です。ここ5年ほど、自己資本比率は上昇しています。特に2014年にドンと増えていますが、何があったのでしょう?

自己資本比率の推移
43%、総資産1170億円、純資産508億円(2011年)
47%、総資産1233億円、純資産585億円(2012年)
48%、総資産1278億円、純資産614億円(2013年)
67%、総資産1493億円、純資産1010億円(2014年)
67%、総資産1661億円、純資産1123億円(2015年)

 

 

3、損益計算書  前年にくらべて、増収増益です。

 

3-1 (総資産経常利益率、経常利益率) 総資産経常利益率は13.1%、売上高営業利益率は19.6%と、とても高いです。やはり医薬品は、儲かりやすい事業ですね。

 

3-2 (経常利益の推移、景気循環の影響)ここ10年ほど、経常利益は順調に伸びています。理想的なほど右肩あがりですね。ジェネリック医薬品業界が順調に成長していることがわかります。リーマンショックのあとでも、ほとんど利益を減らしていなく、デフェンシブ株ですね。

(経常利益の推移)
18億円(2005年)
40億円(2006年)
43億円(2007年)
34億円(2008年)
44億円(2009年)
84億円(2010年)
127億円(2011年)
150億円(2012年)
176億円(2013年)
190億円(2014年)
206億円(2015年)
217億円(2016年)(予想)

 

3-3 (売上債権回転期間、棚卸資産回転期間)売上債権回転期間は、3.2ヶ月、棚卸資産回転は8.8ヶ月です。棚卸資産が膨らんでいて心配ですが、この会社は、ここ10年くらい、だいたいか6~9月くらいで推移しているので、まあ大丈夫でしょう。

 

 

4、キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書をみると、営業キャッシュフロー(120億円)に対して、投資(-140億円)と財務(借金返済)(-9億円)です。投資キャッシュフローのマイナス幅が大きいですね。今年度は、大規模に投資をしたようですので、将来回収できることを期待したいところです。

 

 

5、セグメント セグメントとしては、ジェネリック医薬品の単一セグメントです。

 

6、成長性 国内市場は、人口減少時代を迎えていますが、人口のピークである団塊世代と団塊世代ジュニアがこれから老齢を迎えます。医薬品はまだまだ、国内においても成長の余地があると考えられます。また、政府もジェネリック医薬品を後押ししているところも良いところです。

7、理論株価 
一株当たりの当期純利益(今期)382円の20倍程度と考えて、利益価値は7640円です。

また、(一株当たり純資産)*(流動資産ー負債)÷ (純資産)を計算して、資産価値は1276円と見積もれます。

この2つ(利益価値、資産価値)を足して、理論株価は9631円くらいと見積もれます。現在(2015/6/14)7070円なので、割安ですね。

 

 

7、総論 デフェンシブ株で、これからまだまだ成長余地のあるジェネリック医薬品の会社です。買いを検討してもよいでしょう。

 

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