CIJ(4826)の決算短信(平成27年8月)をみてみた。

CIJ(7956)の決算短信(平成27年8月期)(27年8月10日発行)をみてみました。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしています。)

今回も、貸借対照表、損益計算書。バランスシート、セグメント情報の順に決算短信をみていきます。

 

1、会社概要 コンピューターシステム開発の会社。1976年設立と、システムの会社しては、それなりに老舗。NTT、日立などが主な顧客。
 

2、貸借対照表 貸借対照表は、なかなか魅力的です。過去の利益を現金で沢山蓄えています。負債全体31億円に対して、流動資産117億円もあり、特に現金だけで65億円もあり、内部留保を蓄えすぎと思われます。また、流動資産117億円にくらべて、固定資産12億円と小さく、資産内容は理想的な形ですね。

特に現金65億円もあり、売上原価の2か月分を手元のこして、残りを株主に配当すると、一株あたり200円くらい還元できます。今(2015年8月現在)の株価が500円くらいですから、現金ため込み過ぎですね。この前、自社株買いをしたようですが、今後も自社株買いをする機会があると思われます。 

 

2-1 (売上債権回転期間、棚卸資産回転期間)流動資産の中身が大丈夫か見てみましょう。売上債権回転期間は、1.9ヶ月、棚卸資産回転は0.2ヶ月です。問題ないでしょう。棚卸資産が小さいのは、さすがにSEの会社ですね。

 

2-2 (自己資本比率の推移)自己資本比率を着実に増やしていっており、とても良い感じです。

自己資本比率の推移
69%、総資産123億円、純資産86億円(2011年)
74%、総資産114億円、純資産84億円(2012年)
75%、総資産120億円、純資産90億円(2013年)
76%、総資産123億円、純資産94億円(2014年)
76%、総資産128億円、純資産98億円(2015年)

 

 

3、損益計算書  前年にくらべて、増収減益です。営業利益と経常利益が減っていますが、人件費増や、教育への投資などで、減益になったそうです。あと、今季予想が、実績で達成できなかったことが嫌気されて、株価が下落しています。

 

3-1 (総資産経常利益率、経常利益率) 総資産経常利益率は11.0%、売上高営業利益率は7.7%です。なかなか良いですね。

 

3-2(各種利益の割合)
売上高     175億円(100%)
売上総利益   35億円(20%)
営業利益    13億円(7%)
経常利益    13億円(7%)
税引前純利益  13億円(7%)
純利益     8億円(4%)

3-3 (経常利益の推移、景気循環の影響)リーマンショックのあとには、大きく経常利益を減らしています。それなりに景気循環の影響を受ける銘柄のようです。

(経常利益の推移)
9億円(2006年)
11億円(2007年)
12億円(2008年)
4億円(2009年)
7億円(2010年)
6億円(2011年)
9億円(2012年)
13億円(2013年)
15億円(2014年)
13.9億円(2015年)
14.2億円(2016年)(予想)

 

4、キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書をみると、営業キャッシュフロー(14億円)に対して、投資(-4億円)と財務(借金返済)(ー5億円)です。営業キャッシュフローがおおきくて、理想的な形です。

 

5、セグメント システム開発の単一セグメントです。

 

6、成長性 システム開発は数十年にわたって伸び続ける有望セクターと思われます。現在もシステムエンジニアが大幅に不足しており、需要は大きいです。日本の人口減の問題はありますが、このセクターの成長性には問題ないと思われます。

7、理論株価 
一株当たりの当期純利益(今期)46.4円の20倍程度と考えて、利益価値は928円です。

また、 (流動資産ー負債合計)÷ (純資産)は88%で、(一株当たり純資産)*(流動資産ー負債合計)÷ (純資産)は475円です。(88%)

この2つ(利益価値、資産価値)を足して、理論株価は1403円くらいと見積もれます。現在(2015/8/14)494円なので、だいぶ割安ですね。

 

 

7、総論 現在、大幅に割安でお買い得感のある株です。以前から少しもっていましたが、最近大幅に買い増しました。今後に期待です。

 

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