鈴茂器工(6405)の株式診断をしてみた。

鈴茂器工(6405)の決算短信(平成27年3月期)(27年5月15日発行)をみてみました。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしています。)

今回も、貸借対照表、損益計算書。バランスシート、セグメント情報の順に決算短信をみていきます。

 

1、会社概要 回転寿司ロボットの会社です。設立は1961年で、上場は2003年です。海外比率は23パーセントです。

 

2、貸借対照表 貸借対照表を見てみます。負債15億円に対して、流動資産59億円であり、いい感じで儲けを蓄えている感じです。

また、流動資産59億円にくらべて、固定資産35億円となっています。やっぱり固定資産も膨らんでいなくて良い感じですね。

 

2-1 (売上債権回転期間、棚卸資産回転期間)流動資産の中身が大丈夫か見てみましょう。売上債権回転期間は、1.8ヶ月、棚卸資産回転は3.4ヶ月です。問題ないでしょう。

 

2-2 (自己資本比率の推移)自己資本比率80%程度を推移していて、とても良い感じです。ここ5年で、総資産も膨らんでおり、規模は少しづつ拡大しているようです。

自己資本比率の推移
80%、総資産72億円、純資産58億円(2011年)
81%、総資産75億円、純資産61億円(2012年)
82%、総資産80億円、純資産66億円(2013年)
82%、総資産89億円、純資産73億円(2014年)
83%、総資産95億円、純資産79億円(2015年)

 

 

3、損益計算書  前年にくらべて、増収減益です。

 

3-1 (総資産経常利益率、経常利益率) 総資産経常利益率は12.6%、売上高営業利益率は15.0%です。なかなかの利益率ですね。ニッチな産業でうまくやっているようです。強力な競合が現れなければよいですが。
 

3-2 (経常利益の推移、景気循環の影響)ここ7年ほど、経常利益は上下に触れながら伸びています。

リーマンショックのあとでも、それほど利益を減らしていません。景気循環株のである自動車部品メーカーにしては、意外な感じがします。

(経常利益の推移)
28億円(2009年)
27億円(2010年)
61億円(2011年)
71億円(2012年)
96億円(2013年)
119億円(2014年)
116億円(2015年)
110億円(2016年)(予想)

 

4、キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書をみると、営業キャッシュフロー(7億3千万円)に対して、投資(-1億2千万円)と財務(借金返済)(ー1億1千万円)です。きれいな形をしていて問題なしです。

 

5、セグメント セグメントとしては、次の2つです。

米飯加工機械 売上高70億、セグメント利益11億(利益率15.8%)
衛生資材   売上高6億2千万、セグメント利益3千万(利益率4.8%)

やっぱり、売り上げも、利益率も、米飯加工機械のセグメントが圧倒的に良いですね。

地域セグメントとしては、日本以外にも、アジア、北米、欧州などと多岐にわたっています。ただ、やっぱり日本での売上が一番大きいですね。インバウンド観光なので、すしの知名度が海外が上がってブームになると良いのですが、、、

売上高
日本(59億)
アジア(8億4千万)
北米(3億1千万)
欧州(3億9千万)
オセアニア(1億9千万)
その他(3千万)

 

6、成長性 国内の人口は減っていくので、国内産業としての寿司は、需要が頭打ちかもしれません。ただ、健康ブームにのって、海外での売上が伸びれば、まだまだ成長余地はありそうです。

7、理論株価 
一株当たりの当期純利益(予想)104円の15倍程度と考えて、利益価値は1560円です。

また、(一株当たり純資産)*(流動資産ー負債合計)÷ (純資産)を計算して727円です。

この2つ(利益価値、資産価値)を足して、理論株価は2287円くらいと見積もれます。現在(2015/6/22)1040円なので、割安ですね。

 

 

7、総論 利益率の高い手堅い商売をしている印象です。割安感もあるので、少しこの会社の株を買ってみました。長期的に保有してみたいと思います。

 

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