カシオ計算機 (6952)が、11月2日に業績修正を発表しました。それについて、内容を見てみたいと思います。
カシオ計算機は腕時計、電子辞書などで高シェアです。デジカメや、電子看板などの事業もしています。海外売上も69%と高いです。
さて、会社発表によると、今回の29年度3月期通期の業績予想の修正の結果は以下の通りです。
売上 修正後330,000百万円(修正前370,000百万円,前期352,258百万円)(短d中u)
営業利益 修正後30,500百万円(修正前48,000百万円,前期42,169百万円)
経常利益 修正後25,500百万円(修正前46,000百万円,前期41,069百万円)
純利益 修正後18,000百万円(修正前33,000百万円,前期31,194百万円)
一株あたりの純利益 修正後70.22円(修正前128.74円,前期119.72百万円)
一株あたりの純利益の予想の修正幅*PER(15倍と仮定) △877円程度
11/22日の株価1506円(PER 21.4)
今回の発表で業績が下方修正されています。これにより、発表翌営業日(11/4)には△100円以上下落しましたが、最近になって持ち直してきています。カシオは海外売上割合が多いので、今回の円安で業績の上振れ期待がある様です。
そして、先週の金曜日(11/25)には、100円高と一段と高くなっています。
今後の推移を見たいと思います。
あと、先週の金曜日にエイチ・アイ・エス(9603)が業績の下方修正を発表しました。こちらも注目です。
それでは明日も頑張りましょう。