マクドナルドとモスバーガーの企業業績を比較して今後の株価予想したいと思います。
マクドナルドは、世界的なバーガーチェーンで世界各国に店舗があります。直営店販売が7割で残りの3割がフランチャイズです。
一方のモスバーガーは会社の正式名称モスフードサービスと言います。業界に2位で商品力に定評があります。フランチャイズ比率は8割あります。
フランチャイズ比率を見るとマクドナルドとモスバーガーは対照的ですね。一般的にプランチャイム比率が高いほど経営が安定します。フランチャイズで業績のブレが少なくなるわけです。マクドナルドよりも、モスバーガーのほうが経営が安定していると言えるでしょう。
早速、ここ10年のマクドナルドとモスバーガーの業績を見てみましょう。
左がマクドナルドの業績です。右側がモスバーガーの業績です。左図を見ると、マクドナルドの業績がここ数年ひどく落ち込んでいることがわかります。売り上げも純利益も下がっていて、減収減益が続いています。一方モスバーガーの方は売上も利益も伸びており、経営順調といえるでしょう。
次にマクドナルドとモスバーガーの株価を見てみましょう。
左図がマクドナルドの株価ですが、業績は悪化していますが株価は不思議と上昇しています。将来の業績好転を織り込んでいると思われます。一方、モスバーガーのほう、ここ10年で株価が2倍になっています。
マクドナルドのほうは、すでに業績好転盛り込まれていて割高だと思います。一方のモスバーガーの方も、利益に対して株価が割高水準です。今は両方とも投資するのは待ったほうが良さそうです。