含み益のある株をいつ売るかは、いつも難しい問題です。ファンダメンタルで株を評価するのが基本ですが、ファンダメンタルを踏まえたうえで、タイミングも計る必要があります。
売ったら、さらに急騰してチャンスを逃すとか、売らずに持っていたら、ずるずる下がったなど悩みは尽きません。
私は、最高値で売ることは不可能とあきらめています。
ここで、大前研一氏の著作にのっていた方法を紹介します。(どの本にのっていたかは忘れてしまいました。すいません。。。)もっている株を3分割して、次の3ステップで株を売っていきます。
1、かなり高くなったなと思った時点で3分の1を売る。
2、下がり始めたら、また3分の1を売る。
3、下落して、落ちきったところで最後の3分の1を売る。
自分で、かなり高くなったなと思った時でも、さらに上に行くことはよくあります。
これで、大きく伸びて高騰していく大相場でも、少なくとも3分の1の株は持って、ついていくことができ、置いてきぼりになることを避けることができます。
なかなか良い方法と思うのですが、いかがでしょうか?
実は今日、かなり上がった株が下がり始めたので、手順2にしたがって当初もっていた株の持ち分の3分の1を売りました。
今は、最後の3分の1を持っています。