先週の相場は強い状態が続きましたね。特にアメリカのNYダウは20000ドルを突破して史上最高値を更新しています。アメリカ経済の底堅さと、トランプ大統領の経済政策に期待が集まっているようです。
下図が、NYダウの月足チャートです。
ついに20000ドルを超えて、強い調子で上昇していることがわかります。どこまで上昇するのでしょうかわかりませんが、しばらく強い状態が続きそうです。
次にドル円の週足チャートを見てみましょう。
株とは異なり為替の方は、方向感が定まらない展開が続いています。116円のラインがキーとなりそうです。116円をしっかり超えてくると、120円に向かって上昇する展開になりそうですが、116円に届かないようであると、弱い状態でもみ合う展開が続きそうです。
次にドル円のIMMのポジションを見てみましょう。
ドルロングが6万6千枚と溜まっています。少しですがポジションが整理されてきた感じもしますが、まだまだロングポジションが溜まっていますので、ポジション的にはこれからガンガン上がっていくというよりは、もう少しもみ合う展開になりそうです。
来週のイベントとしてはFOMCと米国雇用統計があります。今回のFOMCでは金利は据え置きとなると思われます。米国雇用統計には注目ですね。
来週のドル円の取引戦略としては、雇用統計などもありますし、あまりトレンドが出にくそうなので様子見としたいと思います。ただ、116円を超えて強い調子で上昇し始めたらロングで追随買いとしたいと思います。
次に日経平均の週足チャートをみてみましょう。
日経平均株価のEPS(一株あたりの利益)は1,172.73円です。これを14倍、16倍して日経平均の適正株価を求めると16,418円~18,752円になります。現在の株価が19,467円なので、適正株価の上限を超えて割高です。
日本株の方は、米株につられて調子が良いですね。だいぶ割高水準を推移しています。今は買い時というよりは売り時かもしれません。
日経平均先物の取引戦略としては、どちらかというと売り目線で見ておきたいと思います。上には跳ねたとこがあればチャンスを見てショートにして見たいと思います。
それでは来週も頑張りましょう。