投資判断をするとき、なにを判断基準にしているか書いてみたいと思います。
株とFX、そして短期か長期かでも判断基準は違うのですが、今回はFXのスイングトレード(数日から数週間程度の保有時間)の場合を紹介します。
FXの場合は、まずチャートの形状、材料(ファンダメンタル)、そして投機筋のポジションの偏りの3つを見ていきます。
チャートは基本は日足です。足が短くなるとだましが多くなるので、日足が最重要になります。まず、チェックするのがレジスタンス、サポートの横のラインですね。後は、一つの波の値幅をチェックします。日足の場合、一回のトレンドの値幅が似てくる傾向があるので、チェックします。
つぎに材料です、とくに中央銀行(FRB,ECB,日銀)の金融政策の方向性を確認します。まあ、これはいわゆるファンダメンタル分析というやつですね。
最後にIMMの先物市場のポジションの偏りを確認します。ちなみに下のリンクからIMM投機筋のポジションは見ることができます。たとえば、ロングにポジションが偏っていたら、そろそろ巻き戻しがありそうだなとか考えます。
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm
この3つ(チャート、材料、ポジション)を総合的にみてエントリーをします。
チャートだけでも、材料(ファンダメンタル)だけでもなかなか勝てないと思います。テクニカルもファンダメンタルも両方とも見る必要がありますね。