ジーテクト(5970)の株価診断をしてみた。

ジーテクト(5970)の決算短信(平成27年3月期)(27年4月24日発行)をみてみました。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしています。)

今回も、貸借対照表、損益計算書。バランスシート、セグメント情報の順に決算短信をみていきます。

 

1、会社概要 ホンダ系列の自動車プレス部品メーカーです。ホンダが30パーセントほどこの会社の株を所有しています。設立は1963年です。海外比率は77パーセントと高いです。

 

2、貸借対照表 貸借対照表は、ちょっと微妙な感じの内容です。負債1100億円に対して、流動資産760億円であり、少し流動資産に比べて負債が大きい気がします。

また、流動資産760億円にくらべて、固定資産1500億円となっています。やっぱり固定資産が大きいですね。。。車部品メーカーは巨大装置産業なので、仕方ない面はあるかもしれません。トヨタも似たような感じです。

 

2-1 (自己資本比率の推移)自己資本比率50%で、まあまあでしょうか。ここ5年ほど、自己資本比率は横ばいです。ただ、ここ5年で、総資産が膨らんでおり、規模は拡大しているようです。

自己資本比率の推移
45%、総資産600億円、純資産270億円(2011年)
46%、総資産1300億円、純資産610億円(2012年)
55%、総資産1400億円、純資産800億円(2013年)
51%、総資産1900億円、純資産1000億円(2014年)
50%、総資産2300億円、純資産1200億円(2015年)

 

 

3、損益計算書  前年にくらべて、増収減益です。労務費と減価償却費がかさんだそうです。

 

3-1 (総資産経常利益率、経常利益率) 総資産経常利益率は4.3%、売上高営業利益率は5.0%です。前年はもっと良かったですが、ちょっといまいちですねー。

 

3-2 (経常利益の推移、景気循環の影響)ここ10年ほど、経常利益は上下に触れながら伸びています。

リーマンショックのあとでも、それほど利益を減らしていません。景気循環株のである自動車部品メーカーにしては、意外な感じがします。

(経常利益の推移)
16億円(2005年)
20億円(2006年)
39億円(2007年)
53億円(2008年)
34億円(2009年)
32億円(2010年)
55億円(2011年)
88億円(2012年)
118億円(2013年)
138億円(2014年)
89億円(2015年)
100億円(2016年)(予想)

 

3-3 (売上債権回転期間、棚卸資産回転期間)売上債権回転期間は、2.1ヶ月、棚卸資産回転は1.8ヶ月です。問題ないでしょう。

 

 

4、キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書をみると、営業キャッシュフロー(160億円)に対して、投資(-360億円)と財務(借金返済)(+130億円)です。投資キャッシュフローのマイナス幅が大きすぎる感じです。投資が無事に回収できるといいのですが。。。
5、セグメント 地域セグメントとしては、日本、北米、欧州、アジア、中国、南米と多岐にわたっています。それぞれの地域で、おおきな偏りはなく、良い感じです。海外比率は77%と、高くなっています。

売上高
日本(410億)
北米(660億)
欧州(100億)
アジア(330億)
中国(320億)
南米(110億)

 

6、成長性 車産業は、世界人口の増加と、発展途上国の発展とともに、まだまだ伸びていきそうです。EV車が台頭してきても、車体部品メーカーは生き残れる気がします。

7、理論株価 
一株当たりの当期純利益(今期)106円の15倍程度と考えて、利益価値は1590円です。

また、(一株当たり純資産)*(流動資産ー負債合計)÷ (純資産)を計算したいところですが、流動資産より負債合計のほうが大きいので、資産価値は0円とします。

この2つ(利益価値、資産価値)を足して、理論株価は1590円くらいと見積もれます。現在(2015/6/22)1234円なので、割安ですね。

 

 

7、総論 すごい魅力的な株ではありませんが、割安なので、ちょっと買いを検討しても良いかもしれません。先週急落しましたが、短期保持目的で、少し買ってみました。

 

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