米国株のコカコーラの業績を見て、この後の株価の予想をして見たいと思います。
コカコーラは言わずと知れた世界的飲料メーカーですね。日本法人もあり皆さんも一度は飲んだことがあると思います。
また、コカコーラは、米国著名投資家のバフェットの保有銘柄で、ブランド力のあるディフェンシブ銘柄としても知られています。
さて、この米国株式市場に上場しているコカコーラの最近の業績を見てみましょう。
左上の図がここ6年の売上と純利益の推移です。売上も純利益も少しづつ下がっているのが気になります。右上は、現金保有額と負債の推移です。現金の増え方に比べて、負債の増え方が大きくてあまり良くない形をしています。左下は営業キャッシュフローとフリーキャッシュフローの推移です。こちらも右肩下りで元気がありません。最後に右下ですが、営業キャッシュフローと純利益の推移です。こちらも右肩下がりです。。。
コカーコーラのここ数年の業績は奮いませんね。。。
さて、コカコーラの株価の方を見てみましょう。
コカコーラの業績自体はあまり良くないですが、株価は高値圏を推移しています。1998年につけた最高値を更新しています。
PERで見ると25倍程度です。メチャ高と言うわけではありませんが、業績の低迷とアメリカ株全体が割高であることを考えると、ここからコカコーラも割高圏にあると思われます。ここから投資するのはちょっと躊躇しますね。
コカコーラ株は、次の暴落まで待ってから買うのが良さそうです。