CIJ(4826)の株式分析(2003-2015年)

CIJ(4826)の13年間(2003-2015年)の株価と業績の関係を、有価証券報告書を用いて解析しました。有価証券報告書はEDINETから入手しました。

ます、ここ13年の理論株価と株価、そして経常利益の推移を見てみましょう。ここで理論株価は、一株当たりの純利益を単純に20倍しました。

CIJ-理論株価

注目すべきなのは2009年です。経常利益も純利益も大きく減らしています。リーマンショックの影響が出ていますね。この会社は、大手の下請けの
IT会社なので、不況で大きく受注が減ったようです。景気循環株ですね。ただ、最悪の時でも赤字にはなってはいません。長期的にみると、おおむね少しづつですが、成長しているようです。ただ、再度景気が悪くなってきたら要注意ですね。

CIJ-自己資本比率

自己資本比率もおおむね高くて問題ないですね。2005年、2006年に現金及び現金同等物が大きく増えています。これは、財務活動によるキャッシュフローによって増えた結果です。詳しく決算内容を読んでいませんが、資金調達をしたようですね。

ならしてみると、おおむね現金及び現金同等物も増えており、順調に利益を蓄えているようです。

爆発的な伸びは期待しずらいですが、IT業界はまだまだ成長段階にあると思われ、不景気にならないかぎり、この企業も少しづつ成長していくと思われます。