竹本容器(4248)の決算書をみてみた。

竹本容器(4248)の決算短信(平成26年12月期)をみてみた。(電子版会社四季報CDーROMと日経会社情報のサイトも参考にしている。)

 

(会社概要)法人相手の容器製造会社で、化粧品などの容器を規定の金型を使って製造している。業界3位で、どちらかというと景気循環に強い業界と思われる。

 

(貸借対照表)貸借対照表は、バランスが取れている。変な資産を計上していたり、余計な資金をため込んでいたりはしていないようだ。自己資本比率も、ここ5年間で、2割台から5割へと順調に利益を蓄積している。

 

(損益計算書)損益計算書をみると、総資産経常率、経常利益率の両方とも8パーセント程度で悪くない。経常利益は、ここ5年間で、順調に伸ばしてきている。

売上債権回転期間、棚卸資産回転期間はそれぞれ、2.6と1.3ヶ月で、売掛や在庫にも問題はないようだ。

 

(キャッシュフロー計算書)キャッシュフロー計算書をみても、営業キャッシュフローで、設備投資の費用をまかなっており、資金繰りも問題なさそうだ。

 

(セグメント)日本と海外市場の売上比率は、8:2程度で、売り上げの大部分は日本である。海外売上の大部分は中国市場である。これからどのくらい海外進出できるかが、勝負だろう。若い女性経営者なので期待したい。

 

(理論株価)一株当たりの当期純利益(予想)118.31の20倍程度と考えて、理論株価は2300円と見積る。現在(5/6)1216円なので、割安である。

 

(総論)先日、この会社の株を少し買ったが、1000円程度まで下がることがあれば買いましたい。海外市場でどれくらい成功するかを注視していきたい。

 

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