ソニーと任天堂の業績を比較!今後の株価はどうなる?

ソニーと任天堂の業績の推移をみて、今後の株価がどうなるか考えてみたいと思います。

 

ソニーはAV機器の大手で、海外でもブランド力があります。昔は家電を中心に稼いでいましたが、今は映画や音楽、ゲームなどソフト分野にシフトしてきています。また、金融にも進出していて多角化を進めています。海外売り上げは7割近くとこれから人口減を迎える日本に止まらず、世界で戦う力を養っています。

 

任天堂は言わずと知れたゲーム機、ソフトの最大手です。海外売り上げも7割近くと世界で戦っているゲーム会社です。

 

早速、ここ10年の両企業の業績の推移をみてみましょう。左がソニーの業績で、右が任天堂の業績の推移です。

ソニー2017-06-18 任天堂2017-06-17

左のソニーのここ10年の業績を見ると、2012年をボトムに業績が回復しています。パソコン部門を売却したりと構造改革が進んで、稼げる体質になってきている様です。

 

一方、任天堂も2012年に業績が少しづつ回復しつつありますが、ソニーに比べると力強さがありません。任天堂はゲーム会社なので、ヒット作がないとなかなか業績も伸びません。

 

さて、次に両会社の10年の株価の推移をみてみましょう。左がソニーの株価の推移で、右が任天堂の株価の推移です。

ソニー株価2017-06-18 任天堂株価2017-06-18

両企業ともに、2012年を底に業績が回復しています。ただ、業績の回復具合に比例する様に、ソニーの方の株価の方が力強いですね。

 

ソニーの方が安定感がありますが、一発ヒット作があると任天堂は大きく株価が伸びそうです。

 

世界で戦っている両企業の今後の株価に注目です。